7歳に伝えたい性教育

 

現在、性教育が日本の義務教育下で行われるのは、

小学校4年生からです。

生理の話、卵子と精子の話、

思春期と二次性徴の話などですね。

 

受験勉強とは違い、性教育は

学校に丸投げで、親は何もしない。

とりあえず、隠して否定します。

 

その結果、

子供は漫画やアニメ、雑誌から

こっそりセックスを学んでいきます。

それじゃあ遅いし、

考えが歪んで固定されてしまうし、

将来的にセックスを楽しめるようにならない、

と私は危惧します。

 

 

「性教育」と聞くと身構えますが、

自分の心と身体に関わる超大切な科目です。

自己肯定感を高めて、

自分と相手の性を大切にできるようになる、

人生の必須科目です。

 

学校教育の10歳まで待たずとも、

小学校入学ごろからスタートできて、

子供が心から幸せになる

家での性教育の方法をお伝えします。

 

子供のうちから、

セックスの土台を築いてあげましょう。

 

 

家庭で作る性教育の土台です。

①自分の心と身体を大切にすること

②水着で隠す部分は「ひーふーみー」
ひ:人前で話さない
ふ:触れさせない
み:見せない

③性への興味を否定しない

 

 

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①自分の心と身体を大切にすること

 

あなたは、この世でたった一人の宝物なんです。

心も身体もあなたのものだし、

誰にも傷つける権利はありません。

自分のことを大事にできないと、

周囲のことも大事にできません。

 

「あなたは生きているだけで価値がある宝物」だと

お子さんに積極的に伝えてあげましょう。

「周囲と比べなくても、苦手なことがあっても、

良いんだよ。大好きだよ。」

その積み重ねが自己肯定感の芽になります。

 

「人を傷つけちゃダメ!」

「自分がイヤなことは相手にしてはダメ!」と教える前に、

あなたは宝物だから、自分を大切にしなさい、

と教えるべきなのです。

 

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②水着で隠す部分は「ひーふーみー」
ひ:人前で話さない
ふ:触れさせない
み:見せない

 

女子のスクール水着を想像してください。

水着に覆われている部分は、

とても大切で、プライベートな部位です。

胸、性器、おしり、

キスという意味で、お口も入ります。

男子だって同じです。

 

ここは、他人はもちろんのこと、

たとえ親や兄弟でも、

勝手に見たり、触ったりしては

いけない部位だと教えましょう。

 

その大事な部分のお話を、人前でするのもダメです。

大事な部分なのだから、

人に言われたくないこと、

聞かれたくないことがあります。

 

 

小学生の頃、スカートめくりを

していませんでしたか?

女子にとってはすごくイヤだし、

とても恥ずかしいことでした。

その何気ない行為を大人に置き換えると、

痴漢とかセクハラとかレイプとか

そういうレベルの犯罪です。

 

遊びでもチンコを蹴る、

ふざけてズボンを脱がす、

チンコを見せびらかす、

「生理きたー?」などの、

『相手の大事な部分を勝手に触る、

大事な部分をひけらかす』行為、

『大事な部分についてのお話を人前でする』行為は、

 

生きていく上でやってはいけないんだなと

子供が判断できるようになることが大切です。

 

 

「水着で隠れる“水着ゾーン”は大事な部分だからね。

人に見せたり、触らせたりしてはダメだよ」

「男子も女子も、相手の大事な部分を

粗末に扱うのはダメだよ」

「大事な部分のお話は、おうちだけにしようね」

と伝えておきましょう。

 

 

 

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③性への興味を否定しない

 

男子は、一日に何度もチンコチンコ言いたくなります。

女子だって、自分の性器に興味を持ちます。

 

うちの息子達は、

バブで擦って緑色のチンコをつくることにハマっています。

不二子ちゃんを見るとニヤけてしまいます。

漫画の入浴シーンもつい見てしまいます。

不安になるとチンコを触ってしまいます。

小さいチンコも勃起します。

Youtubeでちょっとエッチな動画が

出てきてしまうことも有ります。

 

エッチなことが好きで、チンコに興味がある。

それって当然のことで、

その芽生えた気持ちや感情を否定してはダメです。

「エッチなことは、悪いこと」という思い込みが、

将来の間違ったオナニーや

EDのきっかけになったりします。

 

エロい動画を見ていても怒らない。

否定してはダメです。

子供がエッチな動画をクリックしてしまったとき、

私は、「わぉ!おっぱい大きくてセクシーだね。

ママも大好き。でも、もうちょっと

お兄ちゃんになってから楽しもうか」

と言っています。

 

 

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大人にとって、『日常は前前前戯』であるように、

子供には、『日常から性教育』を

していくことが大切です。

 

「エッチなことに興味をもっていいんだ、

でも、見たいからって女子のことを

勝手に触ってはダメなんだ。

チンコが小さいってバカにしちゃダメなんだ、

自分も相手も大事にしないとダメなんだ。」

ぐらいの気持ちで子供がいてくれたら、

私は嬉しいし安心です。

 

 

私も10歳の頃、

シックスナインを書いた漫画を

褒めて欲しかったなあ~。

 

 

 

 

 

 

 

 

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